愚痴3月分 2002.03.15

さてさて、天龍漁協(伊那谷北部)で放流がありました。
これは多分、各漁協の予算の問題なのでしょうが、下伊那漁協(伊那谷南部)では放流はありません。
今年度の天龍漁協の予定が新聞に載っていましたが、うらやましいです。
下伊那漁協の基本は初夏の稚魚放流だけです。あとはイベント放流であてに出来ません。

以前、「釣りキチ三平」というマンガが流行りました。
そしてそれが今の釣りに大きな影響を与えました。
釣り人工が増えた事、それも源流の魚を求める人が増えた事、
船をチャーターして防波堤の外へ出ていく人が増えた事、道具が一気に進歩した事、、、
マンガは、自然や、釣りの楽しさを表現していたのに、マンガの読手は何を感じたのか、、、
それは、良く分かりません。

川で釣りをする場合、鑑札がいります。一般には年券か日釣り券です。
この収入が放流の量になります。魚の減少より放流量が少ないのが現実です。
(予算ですから全部という事では無いですが)
つまり、鑑札を持たずに釣りをする人がいるのです。規約を守らない人がいるのです。

最近、海でもこの鑑札制度を導入しようとしています。それはと言うと、、、
海の魚はただでした。でも、漁協や釣り舟の船主たちは多くの魚を海に放流して来ました。
堤防や海岸の清掃費も掛けて来ました。それは行政の援助を多く受けていました。
残念な事に、釣り人のモラルが漁協や行政よりも劣っていたのです。
行政が補助を打ち切る事になりました。釣り人がそれらを負担するのが当たり前だからです。

とある村の奥、ワサビが自生する小さな川がありました。
ある年の夏、根こそぎワサビが取られました。翌年から、ワサビは生えて来ませんでした。
イワナが越年を繰りかえす川がありました。放流魚も年をこえる事が出来ました。
ある年の夏、、、、、、その川からイワナが消えました。

放流まぎわの稚魚を専門に釣りに来る人がいます。理由は分かります。事実ですから。
稚魚は美味しいのです。放流直後の稚魚は群れていますから、一網打尽です。
良く言われるのは、県外ナンバーの車の事です。
地元の人もいますが、割とすぐ判り、罰せられます。

キャッチ&リリースは大切な事になりました。
でも、もっと大切にしたいのは、釣った魚を食べる事だと思います。
それは、ささいながらも、生きるものどうしの真剣な営みだと思います。
その日1尾の釣果が、自然の豊かさと、厳しさと、身近さを体験させてくれるのです。
1尾の魚でも、食卓に上った時はスターです。
幸いうちの子達は魚好きですが、、、、
「気持ち悪い」から「美味しい」まで、子供達は好き勝手な事を言ってくれます。
大変良いコミュニケーションになります。
「気持ち悪けりゃくうなーーー、、、、、」独言、、、、、、、