夢 2002.05.02

昔、中学校の国語の先生に聞かされた話の中で、今でも印象深い話を一つ。

「君たちの中には、将来何になるか決めている人もいるだろう。
それは10年から20年先の事だと思う。その為に今勉強している人もいるだろう。
学校意外の勉強かも知れないが、それは良い事だ。
やがて、君たちに子どもができた時、君たちは子どもの将来を考えるだろう。
その子の20年、30年後を考えて。
やがて、60才くらいになって、孫が産まれて、また考える。孫の将来について。
だから君たちは、ずっと将来の事を考えながら生きて行くんだ。でも、
もし、総理大臣になりたいと思っていたら、、、、
もし、政治家になりたいと思っている人がいたら、もっともっと考えないといけない。

市長になったら、自分の子どもを思うのと同じように、
30年後の日本を想像して、30年後の市がどう有るべきかを考え、
その為に今、なにをするのかを決断する。
県知事になったら、60年後の日本を想像して、60年後の県がどう有るべきかを考え、
その為に今、なにをするのかを決断する。そういうものだと思う。

国はどうだろう?総理大臣は国会議員から選ばれるのだから、
国会議員みんなが考えていないといけない。
国会議員は、100年、120年その先の世界を想像して、120年後の日本がどう有るべきかを考え、
その為に 今、なにをするかを決断する。
もし、本当に政治家になりたい人がいるのなら、未来を想像する力をつけなさい。」

遠い記憶の事で、上手く書けません。飛んだり跳ねたりしていますが、
そういう話をして頂きました。

インディアンが大切にしている言葉の中に「夢」が有ります。
インディアン語でどう言うのかは分かりません。
日本語なら「夢」。 英語だと「dream」では無く「vision 」。
政治家だけでは有りませんね、自分がしっかりした「vision 」を持っていないといけない。
そして「vision 」を語れる政治家がいないのは悲しい事です。

かく言う私は、不況に飲み込まれて四苦八苦で、「vision 」を忘れそうです。