自由  2003.05.21

一時期(十年近く前ですかね、)、イラン人の労働者が多くいました。
知り合いの解体屋さんにも働いていました。
一服の時、慣れない日本語で話を良くしました。
まだ30才前の若い労働者でした。
ある時、「戦争は行ったの?」と、聞きました。
それは、『イラン、イラク戦争』の事でした。
「行ッタヨ、行キマシタヨ。」、、そう答えました。

『イラン、イラク戦争』は、イランのホメイニ師に対抗している、
イラクのフセイン政権に対して、アメリカが武器等の援助をした戦争でした。

その後、日本は、イランにもイラクにも、海外援助を行っていました。
知合いが、イランに海外援助で働きに行っていました。
大型クレーンのオペレーターとして働いていました。
ある日、日本食を食べたくなったその人は、うどんを作りました。
ただのすうどんでしたが、毎日のように現地の人がやって来たようです。
「今日モ、ウドン、食ベヨウ、、、」

友達の家具屋さんの隣の、自動車部品工場にはインド人が働いています。
夕方には、魅力的なカレーの香りが流れて来ます。
インドでは犬を飼う習慣が無いそうで、家具屋さんが飼っている、
甘えん坊のラブラドールが、とても恐いようです。
「日本はいい、自由だから。宗教に縛られて無いから、、」
インドの人が言いました。

「行ッタヨ、行キマシタヨ。」、、そう答えました。
イラン人のその若者は、その後を追い掛けるように言葉を続けました、
「戦争はもう嫌だ、もうやりたく無い!」