リニアとトンネル 2009.12.13

リニア中央新幹線は遠い話しでは無いのですね、
6年後には開通すると言う、すぐそこの話しらしいです。
ルートの選定に付いてはいろいろありますが、
南アルプスにトンネルを開けるというのは、すごいと思います。
ついでに自動車用のトンネルを開けてもらえれば、
もっとすごいと思えるのですが、、、、、、

で、気がつかれた方もいらっしゃるかと思いますが、
東京と名古屋を結ぶ最短ルートは、長野県を横切るのです。
この事は、二千年前の人たちも気が付いていました。

実際にリニア中央新幹線を作るとなれば、
そのほとんどがトンネルの中を走る事になると思います、
中でも、「南アルプストンネル」は目玉企画でしょうが、
私にはもう一つの気になるトンネルがあります。
それは、「恵那山トンネル」です。

日本にはいくつもの「霊峰」と呼ばれる山があります。
それらは長い間、麓に暮らす人々を見守りながら、
鎮座ましましていらっしゃられたのだと思います。

ところで、中央高速道路は「古代東山道」をなぞるように作られました、
それは設計者が、古代の神々と、人々に尊敬の念を抱いていたからかも知れません。

だからでしょうか、中央高速道路の「恵那山トンネル」は恵那山の真下を通ってはいません。
道路設計をした人の配慮なのか、技術的なものなのか分かりませんが、
とても幸いな事に、恵那山の真下を通っていません。

恵那山は西国と東国の大きな境で、国境を守る霊峰として、
今なお人々の心にあります。

今では、効率や経費を重視して、伝統や慣習、歴史や遺跡を軽く見る感があります。
リニアのトンネルが、恵那山の真下に穴をあけるようなものであれば、
私は反対です。

あまり注目されていませんが、美濃、尾張、信濃に暮らす者として、
もっと注意を向けても良いと思うのですが、、、、、