エコノミック 2010.04.17

「エコノミックアニマル」と、日本人が呼ばれた時代がありました。
今ではあまり聞きません。でも、「エコノミックアニマル」は今でも生息していると思います。

利潤の追求は悪い事ではないのだから、時には非情になる事も仕方ない。
まずは企業が残らなければ、最低限の雇用もままならない。
そう、グローバル化は必要なのかも知れません、、、が、
企業側の言い分は、なんだか独楽のように思えます。
会社は大きくなっても、足下は軸一本。

以前、会社は、人を育ててくれたものです。
その人の能力を見極める事の出来る人が、能力に応じた仕事を探し、配置する。
いろいろな能力の人が会社の中にいて、いろいろなアイデアが生まれて来たのです。
単純な仕事でも、技術は必要ですし、工夫も有ります。
それらを伝えることで品質を保ち、世代交代をして来たのでしょう。

日本の信用の底辺には、「優しさと誠実、我慢と勿体無い」が有ったのではないかと思います。
私がなんとかしてみる。私はこう思う。
約束してしまったのなら、頑張ってみましょう。
たとえ不利な条件下でも、日本は裏切らない。
そんな他国の思い込みが国際社会の中での日本の信用だったのではないでしょうか。

他の国と同じように経営していたら、日本である価値はありません。
他の国と同じ価値観を押し付けたら、日本の信用は薄れます。
日本には日本の考え方がある。
労働者を切り捨てた結果の「世界一」にどれほどの意味があるのか分かりません。

王様がいて、財宝を持っていても、国民がいなくては「おままごと」と一緒です。
経済的利潤の追求が一番の、「エコノミックアニマル」は今でも生息していると思います。