陰暦で暮らす 2010.09.17

普通に「陰暦」と言いますと「太陰太陽暦」の事を言います。
「太陰」は月、「太陽」は太陽です。
月の動きと太陽の動きを組み合わせて暦を作っています。

イスラムのように「太陰暦」の場合、1年が354日位になりますから、
毎年、太陽とのずれが出て、真夏の正月と言う事もある訳です。

さて東アジアの「太陰太陽暦」は中国南部で作られましたから、
季節に少しズレがあると感じる方もあるかも知れません。
たとえば「立秋」。今年などはよけいにズレを感じたかも知れないですが、
「立秋」は秋の始まりですから、夏の頂点を越えたら「立秋」です。
夏の盛りへだんだんと暑くなって行きまして、峠を越えて下り始めが「立秋」です。
ま、もともと気候は移ろいやすいものですから、暑い秋もありますね。

「陰暦」では、月の始まり(一日)は月のでない新月の日になります。
正月は新月。小正月は満月。三月三日(ひな祭り)は三日月。
七月七日(七夕)は上弦の月。七月十五日(お盆)は満月。
春や秋の村祭りも、新月か満月の日のはずですが、
今では土日に会わせているところが多いですね。

「太陰太陽暦」を使っていた東アジアの国々で、旧正月を祝わなくなったのは、
沖縄と奄美を除く日本だけのようです。
現代では、西暦で暮らさなければいろいろと不都合があります。
だからどの国でも大抵は西暦で暮らしているのですが、
「太陰太陽暦」でも暮らしているのですね、、、

、、、「陰暦」では、月の始まりは月のでない新月の日になります。
正月を迎える夜は、月の無い暗い夜になります。
その暗い夜の中で「歳神様」をお迎えして、新しい年を家族で祝うのです。

二千年来親しんで来た習慣を、百年ちょっとの間に捨てちゃう事は無いと思います。
他の国のように、上手く残していっても良いのではないですかね、、、、、。