神之峰 2012.08.11

伊那谷の身近なところで、、、塚原古墳群と臼井川を考えていきたいと思います。
なにせ、大昔のことを考えて行きますので、その多くは想像と仮説の話しになると思います。

その前に、神之峰の話しから始めようと思います。
伊那谷南部の鍵とも言えるところですね。
神之峰と言えば城趾としてよく知られています。
城であったことは確かなのですが、なぜ神之峰が城として整備されたのかを考えますと、
その地理的条件が城として適していたからだと思うのです。

伊那山脈から、段丘と傾斜で緩やかな斜面が、天竜川に向かっているのに、
神之峰は突如隆起したかのように盛り上がっています。
当然見晴らしが良く、城自体が物見櫓として機能していたと思います。

神之峰に登られた方はご存知かもしれませんが、神之峰は岩を積上げて作られたような山です。
伊那谷が浸食と断層活動で作られて行くなかで、
たまたま岩石が集まっていた場所が山として残ったと考えることも出来ますが、
誰かによって盛り上げて作られた山ではないかと考えています。
下から積上げたかどうかは分かりませんが、
上の方は、何らかの意図があって岩を積んだのだと思います。

例えば、縄文のピラミッドと言われる山が、日本中に点在しています。
そして、巨石信仰などと言われている場所もあります。
神之峰がピラミッドとは言いませんが、縄文の人たちが高度な知恵と技術を持っていたと考えても、不思議ではないと思います。

で、神之峰は「二至二分(冬至、夏至、春分、秋分)」を計るための天文台ではなかったと、私は考えています。
神之峰の山頂あたりを散策して見ますと、いろいろな岩に出会います。
ここでは細かく書きませんが、一度、方位磁石を持って歩いてみることをお勧めします。
岩の割れ目や岩の並びが、何らかの方向性を持っていることに気付かれると思います。
数千年の時間の経過のなかで、崩れてしまったりしている物も多いのですが、
天文台であったと仮定して、神之峰を訪れてみるのも面白いと思います。

続く、、、