IPROGRAMまでの道のり

(2002年11月6日作成,2006年6月27日修正)

私とコンピュータの関わりはほぼ35年前から始まっています、蒲田にあった専門学校の日本電子工学院のハードウエアコースで勉強しました。

卒業後に渋谷の(株)三岩エレクトロニクスに入社しカスタマーエンジニアをしました。

その後飯田三協株式会社(三協精機製作所吸収後現在は日本電産サンキョー株式会社に社名変更)に入社し汎用機上でCOBOLを中心にしシステム開発をしました。

汎用機はどんなシステムでも作れるので汎用機と呼ばれていますが、技術面では汎用には程遠く特殊な技術の塊で技術習得は非常に難しく、その上生産性が非常に悪いと感じていました。

特殊な技術に関してはどうしようもない点もあります、何とかツール化でしのいで来ました、そして、COBOLに関しては大幅にコーディング量を削減できるICOBOL(アイコボル、コボル版の簡易言語)を作って、システム開発の生産性を高めていました。

ICOBOLをもってしても特殊な技術が壁になり多くの問題が解決できないため、保守作業に追われる日々が続いていました。

特殊な技術は何とかならないかと思っているときに新しいOSのUNIXが出てきましたが、かなり洗練された技術になっている部分もありましたが、汎用機よりまし程度で、習得には相当の時間が必要でした、結局、汎用的な技術には程遠いものでした。

UNIXの出現でCOBOLに対しC言語が登場しましたが、事務処理系のシステムを作る場合はCOBOLのほうが生産性が高い状況で、なかなか生産性の高い言語も登場しませんでした。

そんな中で登場してきた言語がSQLです、SQLは今までのようなプログラミング言語とは異なりデーターべースを定義し操作する言語です、一般の人にも理解できる、汎用的なすばらしいシステム開発用言語であると感じました。

ただし、SQLはデータベースの定義や操作以外の機能は持っていません、そこで、SQLでのシステム開発に不足している機能をツールとして作りこみSQLでシステム開発の出来る環境を作ろうと考えました。

最初はUNIXのSunOSにカナダ製のデータベースのEMPRESSを積んでサーバーにしてDOSクライアントでアクセスするもでした

当時このような事をしている人はほとんどおらず、LANボードの種類別にプログラムを作る必要があったり、LANボードの新製品が出るたびにLAN用ソフトの仕様が変わり作ったソフトが動かなくなると言う劣悪なネットワークの状況が続いてきました。

そんな中で登場して来たOSがWindowsNTでした、このOSはLANの機能も標準で持っているのでLANボードが変わる事による劣悪な状態が一挙に解消されました。

そこでUNIX+DOSからWindowsNTに移植を開始しました、特にサーバーもクライアントも同じOSが使える点とWindowsNTが限りなくWindows95に近いので、もう特殊な技術ではなく、一般の人がOSをかなり知っている点がすばらしいと感じていました。

一番驚いた事はWindowsNT+SQL Server6.5がSunOS+EMPRESSよりもレスポンスが良かった点です、コスト的には約1/10になっていたのでレスポンスも1/10になると想定していましたが、思わぬ誤算で早くなった事は、大変驚きました。

このようのして、汎用的な技術で汎用的な言語を使って、生産性を上げる事が出来るようになりました。

池上タイヤショップに行って本家の丸正タクシーのおかみさんの話を聞いて、これではいけないと感じました。

内容はタクシー会社の給与計算は難しくどのソフト会社に依頼しても、難しくて出来ないとか、難しいシステムなのでコストが高くなりすぎて結局どこにも頼めなかったと言うものでした。

この話を聞いてまず業務ソフトはパッケージのようは汎用的なソフトだけでは対応しきれないと考えました、話は矛盾していますが、コンピュータ技術は汎用でもシステム化対象は特殊があると言うことです。

これを解決すには必要な部分は必要な人が自らシステム作る以外はないとの結論です、そこで、IPROGRAMを更に充実し「誰でもプログラムができる」ツールに変身させる必要があると痛感しました、それを実現するため、インターネットでの公開に踏み切りました。

よく誰でも車の運転ができると言いますが、実際には3ヶ月位教習所に通わなければ、運転はできません、IPROGRAMもすぐ出来るわけにはゆきません、最低でもSQLは勉強してください、SQLはだいたいい1週間もあれば基本は習得できますが、簡単なものだけであれば数時間で習得できます、尚、IPROGRAMに関する勉強は必要になった時点で文法を見ていただければ、自然に身につきます、構えて勉強しなければならないような難しさはありません。

以上。

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