リフォームをお考えの方に


訪問販売
シロアリ駆除や屋根の修理など、このような飛び込みの業者が来たら気をつけましょう。
特に昼間、留守番がお年寄りだけのところを狙う悪質なところもあるようです。
民法ではいったん契約をしたら守らなければならないというルールがあり、一方的に契約を解除することは原則として認められていません。しかし、民法の契約ルールの例外的な制度として、クーリングオフ制度は消費者からの一方的な契約の解除を認めています。クーリングオフとは『一定の期間であれば消費者が事業者との間で申込みまたは締結した契約を無理由・無条件で撤回・解除することができる権利』をいいます。民法の原則的なルールの例外であるクーリングオフ制度が必要なのは、訪問販売や電話勧誘販売は業者主導の不意打ち的・攻撃的な販売方法であり、消費者が契約意思不確定のままで契約を締結しがちであるので書面により正確な情報を提供したあと一定期間は冷静に考え直す機会(熟慮期間)を与えようという趣旨で、この制度のことをクーリングオフといいます。
先に書いたように、留守番がお年寄りのところでは上記の飛び込みリフォームのような用件なら、玄関にも入れないようにしたほうが賢明です。無料調査と言われても「要修理」と言われることでしょう。田舎などでは、初めての人なのに「まぁお茶でも」なんてところもありますが(^^; こんな業者にはとんでもないことです。いつまでも居座り続けられて、契約の判を押すまで帰りませんよ!お年寄りでも貯金などからやりくりすれば何とか出来る微妙な金額を提示してきます。例えば80万とかそれで払えそうもなければ、工事を見直すようなことを言って60万とか。たぶんその半額以下それ以下で出来る工事でしょう。若い者のほうが、力はあっても貯金はありませんから狙われにくいです(笑)
家族のものは、帰宅してみて納得できない工事なら、すぐにも業者に解約電話を入れましょう。そんな業者は翌日には必ず工事に来ますよ!
気に病むほど心配な箇所があれば大工さんや工務店に相談しましょう。
一般的に大工さんや工務店は、何事もなければ無料でやらなくてはならないと思いこんでいますので、出張調査費の支払いを伝え、見て欲しい具体的な箇所を伝えれば早めに見に来てもらえましょう。出張調査費の支払いを伝えないと忙しいときはなかなか来てくれません。事実なかなか行かれません。実時間の手間代だけですのでそんなにかかりません。内容により工事を考えればいいでしょう。間違ってもスーツを着ているような方を呼んではダメです(笑)

リフォームを考える
リフォームばやりの昨今、自力で出来る模様替えのようなものから、業者を頼まないと出来ない改装改築まで、一口にリフォームといっても様々です。TVでやっているようなリフォーム、陰で業者の手助けはあるにしても、業者としては責任保って出来ません(笑)
大がかりなリフォームをすればかなりの額がかかります。出来上がってから失敗したと思わないようにしなくてはなりません。使いやすく住みやすく。まずは普段の家族の生活から把握しておかなければなりません。不自由なところはどこか考え、そのリフォームが必要かどうか再考してみましょう。リフォームにより不自由が解消され住みやすい家になるようアンテナを立てておきましょう。ショールームなどはあくまでも参考に、そのまま自宅に当てはめては失敗の元です。

成功させるために
多くの業者は一生懸命やっております。しかし悪質な業者がいるのも事実です。自分の家です、安い買い物ではありません、慌てず慎重に進めましょう。
・忙しい業者に頼みましょう。
・見積は規模の違う複数業者から執りましょう。
・業者は自分で選びましょう。

頼むのなら大工さんか工務店
大工さんも工務店もそれほどの違いはありません。規模を大きくしたかどうかだけです(^^;
どちらにしても責任者や担当者は居ます。個人の大工さんなら裁量は全て大工さんです。工務店の場合には、社長や部長と呼ばれる人がそれにあたります。工事途中ですぐ相談が出来ます。一方、営業所としてやっているところは、その都度大工さんが変わります。大工さんが下請になってしまいます。その都度変わらない大工さんだと癒着の可能性もすてきれません。業者の指定もさせてもらえないかもしれません。指定してもやってもらえないことが多いかもしれません。例えば、建具は『新井建具製作所』へという注文をしても、「うちで契約している建具屋さんが居るから」と断られたり、「『新井建具製作所』で見積額では出来ない」といわれることになります。当然叩いて出した見積額で出来るはずはありません。
合い見積もりなどになると金額だけで叩いていく営業マンが多いです。そのしわ寄せは施工主にかかってきてしまいますね。元請けの営業所はマージンをとって下請に出してしまいます。そうなると大工さんの裁量はありません、営業所の言うなりです。安く叩いて仕事をとると言うことは、資材を落とすか、下職を泣かせるか、どちらかしかありません。泣かされる下請は満足な仕事が出来るはずもなく、叩いていくしかないのです。
同じリフォームをしても、1200万でリフォームに成功するのと1000万で失敗するのとどちらがいいでしょう?どの業者でも、資材などの仕入額はほぼ同じなのです。


そのほかのご注意
建設業法では、500万未満の工事は軽微な工事として建設業許可の必要はありません。それ以下に収めようとする業者には確認しましょう。
2世帯住宅、多重住設を勧める業者も要注意!
 住設(住宅設備:風呂、トイレ、キッチン)を推すのは利益率がいいからです。
 お客様の身になって勧めてくれる大工さんも居ますので誤解無きようにお願いします。

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