鎧塚古墳

塚原5号墳ともいう。帆立貝形の前方後円墳。畑地開墾のため墳丘削平が著しい。墳長約50m。竪穴式石槨。ここからは横矧板式鉄留短甲が出土しているので「鎧塚」の名称がついており、その短甲は、開善寺境内にある飯田市考古資料館で展示されている。副葬品としては、他に、鉄刀2(52cm、111.8cm),ほう製四獣鏡1,馬鐸1が出土している。(『前方後円墳集成』より)