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過去の落語会も追って回想いたします。
落語会リポート

立川談慶真打昇進記念
「談慶談春二人会」

2005.3.14
飯田市伊賀良公民館
3月14日の談慶真打昇進記念落語会「談慶談春二人会」はお陰様を持ちまして大盛況でした。
【演目】
志の吉「初天神」
談慶「牛ほめ」
談春「替り目」
真打披露口上(略式)
雲龍氏の祝笛
談慶「ねずみ穴」



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「第5回立川志の輔独演会」
2004.10.30
飯田市伊賀良公民館
 伊賀良落語愛好会(木下浩志代表)主催の第5回立川志の輔独演会が10月30日夜、飯田市伊賀良公民館で開かれた。小学生から91歳までの360人が、独自の落語観を織り交ぜた時事ネタと、新作・古典落語をたっぷり楽しんだ。

 高座に上がるなり「松阪投手が婚約してお忙しいところお越しいただきありがとうございます」と話して笑いをとった志の輔さんは、アテネ五輪や新潟県中越地震、韓流ドラマ、白骨温泉などタイムリーな話題を独自の視点で次々に解説してから、モノ余りの現代社会を風刺した「買い物ブギ」を披露。薬局チェーンの多過ぎる品揃えに素朴な疑問を投げかける客と、うろたえる店員と店長のやりとりをコミカルに描いた。

 伊賀良寄席はこの日で通算40回目。志の輔さ
んは「全国を回ってるが、40回続いている会はそうはない。主催者も偉いし、お客さんも(志の輔独演会が)年に1回なら『オレが行かずに誰が行く』と思ってくれる。そこに情があり、日本人でよかったと思うのであります」と話し、2席目では人情話「八五郎出世」をじっくり好演。爆笑を誘いながら終盤ではホロリとさせ、本来士分になるはずの大工の八五郎が、酩酊してチャンスを逃すというオリジナルストーリーで楽しませた。

 「来年春には初の米国公演を行う。たぶん世界中でやっていくことになる」という志の輔さんだが、伊賀良寄席のような地方の手作り落語会への出演も続けて行くつもりの様子で、「
来るのを毎回楽しみにしている。また来年もお出かけ下さい」と呼びかけていた。

南信州新聞
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立川談慶(談慶支援の会in飯田 6/12 飯田市伊賀良公民館
 第39回伊賀良寄席「談慶支援の会IN飯田」が13日、飯田市大瀬木の伊賀良公民館で開かれ、約ζ60人が立川談慶さん=小県郡丸子町出身=の
落語を楽しんだ。

 「うちの師匠が行く先々で迷惑をかけてまして…」と談志師匠の話題から入った談慶さん。喉頭(こうとう) がんで師匠が入院していた際、筆談で話しかけてきた師匠に同じく筆談で応対したところ、「バカ野郎!俺は耳は聞こえるんだ!」と大目玉を食らったエピソードなどで笑いを誘った。
 
 この日の演目は、小学生のリクエストに応えての
「転失気」と「そこつの釘」「蛙(かわず)茶番」の3席。久々の対面となる伊賀良寄席の常連らに成長ぶりをアピールした。

 長野放送「月曜スペシャル」出演などで県内では高い知名度を誇る談慶さんだが、このところ首都圏でも芝居やテレビ出演に加えて、キャパの大きな会場での独演会も毎回満員にするなど、目覚しい活躍ぶりを見せている。

 9月には新宿で「真打トライアル落語会」を開き、師匠に昇進を認めてもらうつも
りだという。

南信州新聞                      ネタ帳へ

飯田市伊賀良公民館

南信州新聞                      ネタ帳へ


「第4回立川志の輔独演会」
2003.10.31
飯田市伊賀良公民館
10月31日、第4回目の立川志の輔独演会が伊賀良で開催されました。当日は大入り満員で立ち見も出る勢いに圧倒されました。志の輔さんの落語を聴きたいと集まって下さったお客様にこころから感謝いたします。


開場前から入口に長蛇の列ができ、会場とともに客席がいっぱいになってしまいました。満員のお客様を前にまずは、志の輔さんの二番弟子、志の八さんの『たらちね』です。志の八さんの『たらちな』は何回か聴いているのですが、少しずつ前進していると思われます。この日も緊張している客席をホッと和ませ、師匠の志の輔さんへと。


 開催場所は伊賀良の公民館なんですが、ここのすごいところは、出入り口が2つしかなく、それも客席の後ろ側のみ、お客も志の輔さんも同じ所を出入りするのです。よって志の輔さんが、入口を入り、高座に上がるまで客席の横をずっと歩いていくのです。ちょっと場所を間違えて造った花道を志の輔さんが歩いていると考えてみて下さい。その花道を志の輔さんがゆっくり、ゆっくり高座へと・・・

 有栖川宮詐欺事件、開かずの踏切問題、「オレ、オレ」詐欺の対処法など志の輔さんらしい切り口でお客のこころをつかみ、一席目の『真っ二つ』この噺は、映画監督の山田洋次監督が、小さん師匠のために創った新作落語だそうで、志の輔さん、もしかしたら期間限定で伊賀良の2日後の横浜を最後にやらないかも(?)という貴重な噺でした。
 のどかな田舎の秋、真っ白い大根がずらっと並んで干されている、それを見ながらたばこに火をつけいっぷく・・・本当においしそうにいっぷくするのです。ああ、今日も志の輔さんの世界に連れて行かれるのだなと思いながら最後まで夢の世界を旅してしまいました。

 2席目は『しじみ売り』志の輔さんいわく、「この噺はいろいろな条件がそろったところでしかできないんだ」と、条件のなかの大きな要素に「お客の質」があるそうなのです。伊賀良のお客さんの質は相当いいらしく、志の輔さんをうならせていました。なかなかやらない『しじみ売り』聴きごたえありました。

 水をうったような静かな客席と、三味線の音、志の輔さんの耳にけして嫌ではない特徴的な声・・・鳥肌が立つくらいの凄い空間に今、自分はいるのだなと感動してしまいました。現実の世界に戻ってくるのが惜しい気がしました。

 志の輔らくご、次回はどんな世界を披露してくれるのか今から楽しみです。是非来年も志の輔さんに伊賀良に来ていただけるように、皆さん応援してください。


            鴨居富士子(新会員)
 伊賀良落語愛好会主催の第4回立川志の輔独演会(長野県家庭教師協会協賛)が31日夜、伊賀良公民館で開かれ、360人余りが詰めかけた会場は爆笑と感動に包まれた。

 旧皇族の有栖川宮を名乗った詐欺事件や、プリマハムの成分表示隠し、オレオレ詐欺など最近のニュースの話題で盛り上げた志の輔師匠は、「新聞やテレビで報じられるニュースが面白過ぎて、それより面白い落語をやるのは大変…」と、冗談交じりに本音を吐露。

最新作は東京都内で近く初披露する予定のため、山田洋次監督が昭和ζ40年代に柳家小さんのた
めに作ったという「真二つ」で、農夫と商人のだまし合いを演じてみせた。

 仲入り後には「今夜のお客さんなら『やってみるか』という気になった」と、ほと
んど演じることのない古典の人情話「しじみ売り」をじっくり聴かせて感動を呼んだ。

 「伊賀良寄席のお客さんのクオリティーの高さに毎年仰天する」という志の輔師匠は終了後、「今年は特に素晴らしかった。見事に聴く。
他の会場との違いは、シャープな反応と笑いのキレの良さ。東京の人に見習ってほしいと思ったくらい」と絶賛し
ていた。
南信州新聞
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飯田市伊賀良公民館

南信州新聞                      ネタ帳へ


「真打登竜門シリーズvol.1
『行列のできる落語会』
 
飯田市伊賀良公民館
 “立川流の聖地”で修行
前座勉強会始まる

 落語家・立川志らく一門の勉強会「真打登竜門シリーズ『行列のできる落語会』」が十五日夜、飯田市大瀬木の伊賀良公民館で開かれ、二ツ目昇進を目指す立川らく坊、らく次の二人が前座など四席をたっぷり披露した。同日午後には北方デイサービスセンターも慰問し、利用者を楽しませた。

 勉強会は立川流の厳しい昇進基準をクリアさせるため、所属事務所の依頼に応えて開いたもので、今回が初の試み。聞き手としての素養を談志にたたき込まれた常連を多く抱え、全国の落語ファンにその名を知られる“立川流の聖地”伊賀良寄席は、真っ先に修行先の候補に挙がったという。

 ほどよい広さの和室に集まった落語ファンら約三十人を前にした若手二人は、師匠のいない地方の寄席とあって解放感とチャレンジ精神でいっぱい。

 「あの裁判の落語会だと知って、感激のあまり主催者にサイン頼んじゃいました」
「立川流落語会で我々がトリだなんて、へき地だからこそできること」「談志を呼んでしまったら、同等のインパクトを与えるにはビン・ラディン氏か金正日氏を呼ぶしかないですよ」

 志らく譲りの毒を盛り込んだ小気味いい軽口で客席の反応を伺いながら、「看板のピン」「あくび指南」「替わり目」のほか、通常前座では演じることのできない「大工調べ」をのびのびと好演。スムーズな口調に大きな拍手が起きていた。

 終演後、会場を後にする来場者から「女の演じ方は談志師匠を手本にしなさい」といったマニアならではのアドバイスを受けた二人は、「お客さんのレベルの高いのには驚きました」と感激しきりだった。

 若手勉強会は来春まで定期的に開く予定で、病院や老人ホーム、宴席などにも格安料金で派遣する。次回は四月中旬の予定。問い合わせはしなの路(電話25-5234番)へ。

南信州新聞                       ネタ帳へ  


第3回志の輔 独演会
2002年11月11日(月)
飯田市伊賀良公民館

談志から落語の未来を託された男が、
三度目の伊賀良公演。
今回も爆笑に次ぐ爆笑で沸かせて下さいました。

特別協賛:「志の輔がおたすけ!」でおなじみの
長野県家庭教師協会飯田事務局

↑今回のポスターはこんな感じに仕上がりました。
おかげさまを持ちまして、前売券の売れ行きも好調
でした。
開場後、ようやく混雑がおさまってきた受付。
右の大看板は橘左近師匠に書いていただい
たものです。
志の八さんの前座噺に続いて、いよいよ志の輔師匠が登場。ぎっしり埋まった客席を見つめながら、一年前の記憶を辿りながらマクラが始まりました。

 今回はノーベル化学賞を受賞した田中耕一さん、小柴昌俊さんネタ。バカウケでした。エンジン全開でした。



一席目は「ディアファミリー」。地方ではあまり演じないネタだとか。
一家の主が永年勤続の記念品としてもらった「鹿の頭の剥製」を巡って家族と交わす珍妙な会話から、モノ余りの世の中の弊害を描き出してました。シュールでした。
二席目はおなじみの古典「宿屋の富」。「熊八の時代の噺が現代でも演じられるのは、人間の本質が変わってないから」と、富くじが当たった男の動揺ぶりを念入りに演じて下さいました。


・・・今回も伊賀良公民館の設備の悪さが槍玉に上がりましたね。おそらく師匠が出演するステージの中ではぶっちぎりの全国ワースト1でしょう。

しかし・・・しかしです。この、(志の輔師匠クラスの大御所にとって)劣悪そのものの会場設備と客質の良さとのギャップが、師匠は気に入っておられるのです。

「客席が明るくてステージが暗いという珍しい会場ですが、皆さんの想像力でステージも明るくなりました」
「私の間というより、皆さんの笑いの間の良さに私が乗せられたという感じ」と充実感を漂わせた師匠。最後に、今回協賛して下さった長野県家庭教師協会飯田事務局から花束が贈呈されました。

来年も…恐らく来て下さるでしょう。    (T.K)


★この時のパンフレットは、豪華付録付き!
『立川流噺家系図』を掲載しました。


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 第三十四回伊賀良寄席「立川志の輔独演会」(伊賀良落語愛好会主催、長野県家庭教師協会協賛)が十一日夜、伊賀良公民館ホールで開かれた。志の輔師匠は最新のニュースで現代を切りながら、新作と古典の二席を好演。落語界のトップをひた走る圧倒的な力量に、満員の会場は絶え間ない爆笑に包まれた。

 一席目からエンジン全開の志の輔師匠は、ノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんや物理学賞の小柴昌俊さんの話題で序盤からどっと湧かせ、あまり演じる機会がない
という新作「ディアファミリー」へ。一家の主が永年勤続の記念品として贈られた「鹿のはく製」の収容スペースをめぐって家族と交わす珍妙な会話から、モノ余りの
世の中の弊害を描きだした。
 続いて二席目ではおなじみの古典「宿屋の富」。「熊八の時代の噺が現代でも演じられるのは、人間の本質が変わってないから」と、富くじが当たった男の動揺ぶりを念入りに演じた。

 全国の一流ホールを飛び回る志の輔師匠が毎回話題にするのは伊賀良公民館の設備の悪さだが、
客のレベルの高さとのギャップが気に入っている様子。「客席が明るく
て、ステージが暗いという珍しい会場だが、皆さんの想像力で高座が明るくなった」
お客さんの笑いの間に私が乗せられたという感じ」と充実感を漂わせ、「来年もまた…」と自ら予約を取り付けていた。

南信州新聞

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三遊亭円丈新作落語ナイト 飯田市伊賀良公民館
  第三十三回伊賀良寄席「三遊亭円丈新作落語ナイト」(伊賀良落語愛好会主催)が十三日夜、伊賀良公民館で開かれ、百七十人が独特の着眼点と趣味が色濃く反映された円丈ワールドを楽しんだ。

 ワッペンのついたおなじみの高座着で登場した円丈師匠は、来飯早々狛犬を見にいった話題から入り、落語界随一のIT通らしくパソコン話へ。「落語家はせんすとてぬぐいを芸に使いますが、私はせんすを使わずマウスを使うんです」といい、そばをすする、たばこを吸うしぐさをマウスで演じてウケたと見るや、「灰を落とす時はクリックね」「家でかみさん呼ぶ時はドラッグ&ドロップ、用が済んだらゴミ箱へ」。畳みかけるように笑わせると、朝の公園に集まる高齢者の恋愛感情を題材にした「早朝一ツ家ラブストーリー」を語り始めた。

 高齢者女性を次々にハントする八十六歳の精力的な遊び人が、都内のほとんどの公園を追われ、行き着いた足立区の公園。ここでも老人会会長の執拗な横やりで手口を
暴かれながらも、かたくなだった老婦人をあの手この手で口説き落とし、バイクに乗せて去っていくという高齢者社会をコミカルに風刺した筋書きに、ふんだんにくすぐりを盛り込んで楽しませた。

 中入り後には、落語より好きな珍しい狛犬の写真を見せながら、石そのものへの執着や、狛犬の魅力、鑑賞法を初心者にも分かるよう「三席分のエネルギーを使って」延々と語
ると、「これだけやって終わりにしたくなった」と思わず本音を打ち明けたものの、ストレスを解消しリラックスするよう「お笑い小咄ツボ体操」で観客をなごませつつ、気を取り直して二席目へ。

正座して話すため動きに制約が多い落語に、あえてアクションを取り入れた“世界初のアクション落語”「ランボー怒りの脱出」を、手に汗握らない展開で演じた。

 多くの名人によって三百年間磨き上げられた古典落語特有の走り方、殴り方などのゼスチャーやきまり文句と、本来は激しい映画の格闘シーンとのギャップで、古典落語の構造そのものを笑いにすると同時に、昭和の大名人円生直伝の芸の確かさ、造詣の深さも見せつけた。

 ダジャレや「うなぎ屋」を強引に引用しつつ、三種類のサゲを演じ分けた挙げ句「お好きなのを選んで下さい」

 若手を含めた新作派の中でも最前線を走ると言われる円丈師匠。大暴投になりかねないくせのある変化球を、伊賀良の観客はしっかりウケ止めた。

南信州新聞

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