(三) 御 祭 神
一 建御名方神(たけみなかたのかみ) 男 神
承久元年(一二一九)三月三日鎮座
建御名方神は、神代の昔、父神の大国主神(おおくにぬしのかみ)、兄君の八重事代主神
(やえことしろぬしのかみ)を助けられ、國づくりの大業を成しとげられました。
妃神(きさき)の八坂刀売神(やさかとめのかみ)と共に、信濃国の開拓に努力されされた神様で、
この御霊(みたま)をお迎えし遠山谷開発のため、永久の神居と定め、お鎮まりになられました。
二 須佐之男神(すさのおのかみ) 男 神
明治四十四年(一九一一)八月三十一日合祀
須佐之男神は、日本神話によると、天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟で、
新羅(しらぎ 古代朝鮮の国名)に渡って舟材の樹木を持ち帰り、天照大神に献じると共に、
植林の方法を教えた神様だと言われています。
尾張(愛知県)の津島神社から分霊し、諏訪社に合祀しております。
諏訪大社 津島神社