四) 御 神 徳

  遠山谷の開祖の遠山氏は、諏訪社の崇敬極めて厚く、開発と安泰、
他からの侵入を防ぎ、また、支配地拡大のため、折りおり祈願されています。
 戦国時代の武将、武田氏の遠江
(とうとうみ 遠州、今の浜松市付近)
三河(愛知県東部)攻めには、二代にわたって諏訪社に道中安全の祈願をしております。
 秋葉街道を往来する人びとも、道中安全祈願をしました。
 氏子は、雨、風の守り神、水の守護神として五穀豊穣を祈り、また、生命祈願、
生活の源を司る神として、家内安全、健康長寿、交通安全、商売繁盛、開運招福を祈願するなど、
諏訪社の宏大無辺の御神徳は広くゆきわたっています。



       御 神 殿