(12)鎮めの舞
鎮めの湯は、特に念を入れて、神様に最期の湯を差しあげる祭事と言われています。
神様の名を唱える時、神様が唱える人の体に入って来る(しずまる)と言われています。
湯立ては、十二人で、湯木を両手に持って、かまどを取りまいて、太鼓に合せて、姫舞をします。
鎮めの湯は、神様の名を唱えます。
例えば、「○○の神社の神甲主(かみこぬし 祭神)へおみかけこぐそ」
「○○神社神甲主のむえん(無縁)の御神一社も残らず」という句をつけて、湯をあげます。
次に日本全国を分けての街道割、村々の谷割を行い、神々に湯を差しあげます。
最後に「日月の舞」で、しめくくります。
(日月の舞は、姫舞と同じですが、この時だけは、「日月の舞」と言います。)
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