(16)かす舞 神送りの舞がすみますと、まだ残っている神様に、もう「カス」しかないのだという事を知らせる舞です。 弥宜が、膳に切った大根に、豆腐のカスをのせて、太鼓に合せて舞います。 そのカスや大根を投げつけながら、弥宜が、「大荒神となる」と唱えると、まわりの人たちは、 「小荒神となる」と唱え、これを三回くりかえします。 調子にのった弥宜は、残った神に「カスに大根手づかみよ」と投げつけて終わる舞です。
かす舞 (17)ひいな降しへ