(5)湯開きの式

  かまどの五方(東、西、南、北、中央)を清めてから、
 湯蓋をとり除く儀式です。
  湯蓋をとるときの呪文(おまじないの言葉)、
 「手にとるや湯てぶさを子(
 北)にふせ、丑(うし 北東)におこし、
 寅(
とら 東北)に神を招じん。ピン、ヒョーシン」と唱えて、
 弥宜は扇子の柄で釜の湯を汲みあげて、氏子総代に渡します。
  氏子総代は、ひざまづいて拝礼をしながら、この湯を扇面に三回受けます。


(6)一の湯へ