C御柱曳き綱つくり

 御柱祭が寅の年に当るときは寅の日に、申年のときは申の日を選んで、三月中旬に縄ないの行事を
行ないます。 
(近年は、土、日の大安吉日の日に行なっています。)
 御柱を曳く縄のことを、曳き綱、縄ないのことを、縄うちとも呼んでいます。
 当日は、氏子が一戸あて献納した七十五メートルの細縄を、本町・新町地区の氏子と、最寄りの氏子たちが、
双方に分かれて曳き綱をつくります。
 作業は、最初に神職によっておはらいをしたあと、作業がはじまります。
 縄は、御柱を曳く進行方向に対する縄を男綱とも、前綱とも言い、後方で進行を調整する縄を、
おいかけ縄とも、後綱とも呼んでいます。
 そして、双方の曳き綱が完成しますと、所定の安置場所に、右巻きして、神職による納めの式を行なって
終了となります。

   曳き綱納め

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