6月19日
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手帳ほか
7×12センチの手帳に簡単なスケッチをしておき、休養日にそれを
もとに、自宅へのはがきに書いたり、彩色したらしい。
・山西の都市の街路に並ぶ**
聖賢の偉業を*はしる*の建てたもの
・馬旦村代州王の墳墓なり二千百五十年前
墳域は約壱丁歩あり草原なり
囲壁をめぐらしたり
高さ四丈 古墳
・(二三十*ー隊なり)駱駝の隊商
・陽明偉附出
・支那農家の粉挽光景 (馬利用)
・山西の墓地の色々古色蒼然タル所沢山あり
手帳は持ち帰ったため、地名や地図
など、そのまま書いてある。
新閣より長城をのぞむ。
雪(シユーエ) 雹(ハオツ) 空(天上)ティ
エユシャン)
霜(シュア) 虹(ホン
空が晴れた 天晴テンチンラ
空が曇った 天陰〜(テンイヌラ)
雨が降る 下雨(シャーウユイイ)
村荘児甚*ソンチュールレヨマ=(村は何**か
)
(還下雨*)ハイシヤユイマ 雨はまだ降っ
て居るか (飯得了*有)ハンドゥラ、メーヨ
ー メシハデキタカ
(下両我不能不去(ワタシハ雨が降ッテイ
ルカラ行けなひ
(這条路走可以到北京)(コノミチヲ行くと北
京に出ます)
大同到要威天(ユクノニイクニチカカル)
*好*(ニンハオロ)今日は
謝々、多謝々々
短歌を書きとめている
「恵まれし利鎌(トガマ)の心研ぎた**、
我行く末の道をひらけよ」
結婚式の様子について詳しくメモしている
支那の結婚に就て
軍事郵便に毛筆で書かれたもの
印刷したもの
協和共存
河北省井*縣核*園村長
* **
民国二十七年六月十六日