6月19日
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手帳ほか
人々の日々の暮らしについて、書いている。
一望十里の畑地 *の森は村
農作物への人口灌漑
雨量少なき
時人肩
運搬にヨリ
作物に
***
かくした
苦労が
支那農民
ノ常
注)*判読できない文字
祖父は農民なので、
支那の農業に関心を
持った
人馬渡河異風景
対岸の耕作地に堆肥運搬の
情景なり
「馬ハ河を、人は橋ヲ」
耕地目指して歩み行く
*の馬ヲカゝル様にヨクモノ
**しタルモノかよ
**に*せて、何の苦なく
ピヒヨと、ゝ渡る様は
人も及ばぬ光景なり
馬ハ駄馬ナリ
◎日本の馬ノ子ヲ少し
大きくした程度なり
13.4.15
或る日の橋の下
支那は乾燥地だ秋から冬にかけて寒く*
雨が絶対に降らぬために野菜は
皆奇麗に切ッテ
屋根の*に乾*
人参も牛蒡も
南瓜も線のヨウ、
に細く、乾く、
それは冬になって食ベル
乾燥野菜だー
水にひたしフクラメル
のだ其の風景ヲ書い
て見た、なんと
平和に長閑に
見えるであらうか
ねー
13.10.19
午前5時
何時も決まり
〜「ニー」がくる
今日の*は
休養日(一日)
あり
身が浮ぶ
石家荘小隊本部
林*と両人にて
后4.5.
13.1.24 5号
手帳より
支那の洗濯
川辺の
風景明朗色
ウップリ
*草すう人々
平和がみなぎって居る
全部自
家用煙草を
乾燥して
吸引する
なり
馬車
支那地方
に於ける