伊那谷のむかしばなし

 この作品は、昭和9年発行「伊那民俗研究會」の著作です。
(ちなみに、当時の発行価格は、定價金八拾錢           
なお、作品中に現代では差別的表現と見受けられる箇所もありますが、作品掲載の時代的背景を鑑み、ご理解いただきたいと思います。
 旧漢字、旧仮名遣い等は書き換え、会話体は「 」をつけました。
送り仮名・句読点・ルビは原文のままです。
(濁点の有無も原文のまま)
 なお、作品末尾の注釈は、個人的判断ですのでなにとぞご容赦
ください。
                    - 以上ページ掲載者記 -       

 目 次

狸と茶釜 51 貂と三人の子供の話
鬼狼より漏るぞおそろしい 52 金杓子屋の傳兵衛
福禄の話 53 相撲取りと蛙
本尊さまとお萩の餅(和尚様と小僧の話 54 庄屋様と狐
蛇の婿殿 55 狸と小間物屋
豆腐屋と旅僧の問答 56 針はよいよいよい
婆さんに化けた山猫の話 57 長い名前
火事だ 火事だ 58 爺さん山で草刈ろう
お天とう様とお月様と夕立様 59 蛇の嫁様の話
10 チチンプヨプヨの話 60 琴三味線所
11 鼠の御殿 61 牛と坊さん
12 鍬を忘れた嘉兵衛の話 62 長くてこわい話 其の一 其の二
13 粗そう惣兵衛 63 彼岸とヒーガン
14 和尚さまと焼き餅 (和尚さまと小僧の話) 64 千代松と桔梗が原
15 西行さまの旅 その一 その二 65 ひょこすか坊
16 ソクヘイタンの話 66 瓜子姫子
17 山寺の坊様ズイトンの話 67 お小僧と甘酒 (和尚と小僧の話)
18 後家のお久さ 68 石の正兵衛
19 法眼様と狐 69 ウントコの話
20 猿と獺 70 獺と狐
21 甘酒の好きな和尚さま(和尚さまと小僧の話) 71 獺と亀
22 節の穴と火伏せのお札(馬鹿婿の話) 72 餅と和尚と三人のお小僧(和尚と小僧の話)
23 ウントコショの話  (馬鹿婿の話) 73 こぼした御飯
24 猿の婿殿 74 屁ひり嫁
25 仁王様の夜遊び 75 蛇と蚯蚓
26 鼠の嫁入り 76 木の葉と咲く花の話
27 小僧イイカンの話(和尚と小僧の話) 77 御見舞いに行った婿殿 (馬鹿婿の話)
28 裸重兵衛 78 爺と婆と鼠の國
29 づくなし男 79 三人の継子の話
30 山寺の和尚とチンセイ糖(和尚と小僧の話) 80 燕と雀
31 山家の婿殿       (馬鹿婿の話)
81 狸のきんたま
32 山猫と猟師 82 お風呂で沢庵を食べた婿殿 (馬鹿婿の話)
33 継っ子とほんの子 83 機一反千両
34 和尚さまと八の嬶様(和尚と小僧の話)
84 馬と犬と猫と鶏
35 鼠と和尚様 85 雪に埋もれた餅  (和尚と小僧の話)
36 薬売りと狐の話 86 和尚とお小僧と馬糞(和尚と小僧の話)
37 聞きちがい 87 臆病者と薄
38 蛇と犬とお爺さんの話 88 爺さんと牡丹餅
39 お国自慢 89 菖蒲と蓬 其の一 其の二
40 化けたむじな 90 継子と苺の実
41 父様恋しやほうやれほ 91 狼を助けた話
42 田舎者が上方へ行った話 92 ほととぎす
43 歌よみの話 その一 その二 その三 93 蜂と蜘蛛と蟻と財布
44 鼻を切られた爺さん 94 娘が蛇になった話
45 チンポンガラリンと三味線 95 嘘のつきじまい
46 片っぽっぽ 96 屁の親と子(和尚と小僧の話)
47 此のじょうかいな 97 一の枝に手が届くぞ
48 鳩は八文鴫四文 98 猿と蟹
49 娘と猿 99 のの屋の
50 姨捨山の話 100 世界で一番長い話